つれづれ

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横須賀美術館のデンマーク・デザイン展に行ってきた

横須賀美術館で開催中の企画展「デンマーク・デザイン」

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 4/28〜6/25で開催されている企画展、横須賀美術館デンマーク・デザインに足を運んできました。 展示内容は、ロイヤルコペンハーゲンをはじめとする食器類や家具、木製玩具などです。

横須賀美術館

 

デザインからみるデンマークとアジアのつながり

デンマークにあるデザインミュージアムの協力あっての展示のため、説明文など似ているところもあり、デンマーク旅行に行ったときのことを思い出しました。

例えば、ロイヤルコペンハーゲンで知られるブルーで描かれた陶器のデザインが中国にルーツを持つことや、デンマークのデザイナーの中には日本からモチーフを得ていた人もいたことなど。日本でもてはやされることも多い北欧デザインに日本や中国が影響を与えていたなんて、面白いですよね。文化は世界を通してつながっているものなんだと思いました。

 

北欧の家具が発達したわけ

今回の展示は椅子や机、照明などの家具が中心となっています。言われてみれば、北欧のインテリアって人気ですよね。

デンマーク滞在時にデンマーク人に教えてもらったのですが、北欧のインテリアが発達した理由は、「暗くて寒くて長い冬を快適に過ごすため」だそうですよ。北欧の国では冬に日照時間が短くなることから、鬱になってしまう人も多いのだとか。そんな冬でも、家のなかでゆったりと過ごせるように、デザイン性と機能性を兼ね備えた家具が発達したんですね。家をゆったり快適に過ごせる空間にするという心がけ、見習いたいものです。

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これはデンマークの街中で見かけたインテリアショップのショーウィンドウ。

 

デンマークデザイン展のおすすめポイント

話がそれましたが、デンマークデザイン展のおすすめポイントを。

この企画展のおすすめポイントは、北欧デザインの椅子に実際に座れること!全ての椅子に座れる訳ではありませんが、座ってOK写真もOKのスペースがあり、座り心地を確かめたり、座って記念写真を撮ることができます。

逆に、展示数がそこまで多くないのが残念でした。。北欧インテリアが大好きという方は、ぜひデンマークにあるデザインミュージアムにも行くことをおすすめします!飛行機で11時間くらいで行けます!

 

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ちなみに、横須賀美術館横須賀駅からバスで30分ほどと正直アクセスが良いとはいえない美術館ですが、海にほど近い立地と美術館自体の建築が素晴らしいです。わたしが一番好きな美術館です。

 

 

北欧スタイル No.22 (エイムック 3661)

北欧スタイル No.22 (エイムック 3661)

 

 

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