つれづれ

かすり傷でもしぬと嘆く人のブログです

【一汁一菜】土井さん風にお味噌汁を作ってみた

土井さんが提唱する一汁一菜

話題の本、土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」。ようやく読むことができました。

土井善晴さんが提唱する一汁一菜とは、ご飯と、お味噌汁と漬物という食事のことです。土井さんによれば、具沢山のお味噌汁は、それだけで充分おかずを兼ねるものだそう。そのため、料理の基本はご飯とお味噌汁があればそれでよいというのです。

 

一汁一菜の柱、お味噌汁の作り方

一汁一菜の柱となるのが、具沢山のお味噌汁。実際に作ってみました!

 

⑴ 具材を用意する

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具材は冷蔵庫に入ってるもの、なんでもいいんだそう。わたしは冷蔵庫にあった野菜と、美味しいだしが出そうなかつお節を出しました。

土井さんは味噌汁の具材として肉や魚介、油揚げ、卵などいろいろなものを挙げてらっしゃいます。うま味の強いベーコンやハム、煮干しなどもおすすめ。

 

⑵ 具材を切る

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具材を食べるのにちょうどいい大きさに切ります。かつお節はそのまま。

刻んだりちぎったり、切り方も自由です。

 

⑶ 具材の分量をお碗に入れてはかる

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お味噌汁に使うお碗山盛り一杯で、一人分。まさに目分量だけど、一人前が目に見えてわかりやすいですね。

今回は朝夜分作ったので、お椀二杯分ほどになりました。

 

⑷ 具材を鍋にいれる

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具材とかつお節を、どーん!

 

⑸ 水の量もお碗ではかり鍋にいれる

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今回は夜と朝の分用意していたので、お水もお椀二杯分。

 

 ⑹ お味噌を溶かし入れる

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具材が煮えたら、味噌を入れます。薄かったら味噌を足す、濃かったら水を足すと調整すればOK。具沢山の味噌汁は、煮込むと味がなじむそうです。

 

⑺ 完成!

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お椀によそって、ご飯と一緒にいただきます。

仕事で遅く帰った日でも、20分もあれば具沢山のお味噌汁をいただける幸せ。野菜たっぷりだし、あったかい汁物なので満足感があります。お味の方は、かつお節のだしと野菜のうまみを感じられる優しい味わい。手作りのお味噌汁は想像以上に美味しくて、ほっこりしました。だしが出る素材を入れたのがよかったのかも、と個人的に思います。あとは、手料理であるということがさらに料理をおいしく感じさせてくれます。

ちなみに、ご飯はラップして冷凍していたもの。そうすることで、お疲れの夜でもお味噌汁に合わせてすぐに出すことができます。その日その時に炊く方が美味しいのは承知のうえですが、、遅くまで頑張った日には、これでいいのです。

 

料理をすることは、自分を大事にすることかもしれない

「一人分のお味噌汁を作るなんてめんどくさい」そう思って、わたしは今まで自分一人分のお味噌汁を作る機会は多くありませんでした。自分ひとりのための料理となると、時間や手間をかけたくないって思ってしまって。

でも、手間ひまかけるだけが料理じゃない。料理って、気張らずもっと自由でいいんですよね。

お椀でざっくりと具材や水の量をはかったり、具材の種類も切り方も自分の感じるまま、そして見栄えも気にしない。手間ひまかけない手作りのお味噌汁に、疲れた身体と心が癒されました。

 

そこで気がついたことが、自分のために料理をすること、それ自体にすでに意味があるということです。野菜を切り、煮て、味噌を溶かし入れて、お椀によそって。その過程ひとつひとつが、それをいただく自分のためになっています。自分のために料理をすることは、自分自身をいたわることでもあるんですね。そうしてできた手作りのご飯をいただくことは、わたしにとって精神の安定にもつながっています。

 

一汁一菜は、料理をぐっと身近なものにしてくれるだけでなく、自分を大切にする手助けをしてくれるものでもあるのです。

 

というわけで、自分のためだけに料理をするのも悪くないな、と思うようになりました。

 

 

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

 

 

harumi's 3周年アニバーサリーフェアに行った

harumi's 3周年アニバーサリーフェア@目黒区碑文谷

5月26日(土)に、碑文谷のharumi'sで開かれていたイベントに行ってきました。harumi'sに行くのはこれが初めてです。

 

harumi'sのレストラン

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白を基調としたレストラン店内は太陽の光がよく入り、明るい雰囲気。入るとすぐ、キッチン用品や雑貨、おしゃれなパッケージのジャムなどが並ぶスペースがありました。NHKきょうの料理でおなじみの、栗原はるみさんの自宅の雰囲気そのまま。

 

5月26日、27日限定でビュッフェをやっていてて、店内はお客さんでにぎわっていました。外で待ってる方もけっこういらっしゃいました。

 

そして!その日は栗原はるみさんが!お店にいらっしゃいました!!!ふつうに、それはもう自然に。栗原さん、気さくにお客さんさんとお話されていました。テレビとかで見るより小柄な印象で、でも明るくにこやかな雰囲気はメディアで見るままでした。

結局話しかけられなかったのが心残りです。。次お会いすることができたら、「栗原さんのおかげで料理楽しくなりました」「栗原さんのレシピで作る生姜焼きが好きです」くらいは伝えたい。。「わたしもにんじんの千切り好きです!」はさすがに変かなとか、勝手に妄想をふくらましております。

 

併設ショップ

併設されているショップでは、キッチン用品や陶器、お米などいろいろなものが割引価格で販売されていました。他にも、栗原さんのコレクションの展示があったり。

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素敵なデザインの陶器がたくさん。

 

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 作家さんの作品も。

 

結局、わたしはキッチンタオルを買いました。ちなみに、これが初任給で初めて買ったものになりました!嬉しい!

 

 

栗原はるみ 4重ガーゼお鍋 キッチンタオル グリーン
 

 

 

 

野菜やハーブも

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イベントに合わせて、お花屋さんがハーブを出店してました。バジル欲しかったです。近い将来、ハーブ育てたいですね。

 

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栗原さんと親交のある愛知の田中さんという方の野菜も。野菜がつやつやしてました。

 

 テイクアウトしたご飯でピクニック

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わたしはビュッフェには行かず、テイクアウトを利用しました。とってもいい天気だったので、碑文谷公園でランチ。こちらは、なすのドライカレー、500円。安い。そして最高に美味しい。

 

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そしてジンジャーエール。しょうがの味がしっかり効いていて美味しい!と思ったら、高知の春野から出ているジンジャーエールでした。高知県にショップがあるらしいので、いつか行きたいです。

 

はるのTERRACE 黄金しょうがのジンジャーエール 195ml

はるのTERRACE 黄金しょうがのジンジャーエール 195ml

 

 

 アマゾンでも売ってました。ぜひお試しあれ。

 

地元素材を使った商品をブランディングに力をいれて販売するの、流行ってますよね。地元の色を感じられる商品っていいなと思います。その土地ならではってだけでも魅力的だけど、こういう類の商品はパッケージデザインが素敵で、つい手を伸ばしてしまいます。

 

というわけで、harumi'sに行ったお話でした。ふだんレストランとしてやってるみたいなので、渋谷周辺でのんびりランチしたいときにはまた寄りたいな、と思います。

 

【一汁一菜】土井善晴さんゲスト回のクロ現

クローズアップ現代「一汁一菜に1分料理動画!食卓“簡単”進化論」

5月11日(木)、土井善晴さんがゲストのクローズアップ現代。土井さんが提唱する一汁一菜や、現代における料理のあり方について考えさせられる回でした。

 

NHKきょうの料理にみる家庭料理の変遷

番組冒頭では、家庭料理の変遷を「きょうの料理」を通して振り返っていました。

高度経済成長期、家庭料理は「手間ひまをかける」ことに重点がおかれていました。例えば、土井善晴さんのお父さんにあたる土井勝さんは、料理番組で「一汁三菜」「一汁四菜」を提唱しています。しかし共働き世代が増えていくにつれ、料理=大変なもの、というイメージが世間に浸透していくことに。そこで、時間や手間を省ける料理レシピ、料理番組が求められるようになりました。クロ現では平野レミさんの「20分で晩ごはん」、ケンタロウさんの「10分ごはん」の映像が紹介されていました。現代の料理では、いかに簡単に作れるかが重要視されているんですね。また、インスタ映えするかどうかというSNSの時代ならではのポイントもあります。その他今のブームとして、ワンプレート皿や作りおきが紹介されていました。

 

そんな現代における一汁一菜について、土井さんは和食のもともとのスタイルに立ち返るもの、というようにお話されていました。

 

一汁一菜のお味噌汁

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※写真は、土井さんのお話を参考にわたしが作ったお味噌汁です

土井さんが、番組内でお味噌汁を作っていました。簡単なのでレシピというほどではないかもしれませんが、作り方はこんな感じ。

 

  1. 冷蔵庫に入っている材料を用意する(※番組で使っていた素材→パセリ、キャベツ、ソーセージ、にんじん)
  2. 手や包丁を使ってちょうどいいサイズに切る  ※好きなように、大胆にちぎってOK
  3. おわん1杯に1人分の具材を入れ、鍋に移す
  4. おわんに1杯分の水をいれ、鍋に移す  ※お好みで油を足してもOK
  5. 沸騰したら味噌を溶かす
  6. 煮込む  ※煮込みうどんみたいに卵を入れてもOK
  7. 完成!

 

まるでホットドッグを作るような材料と紹介されていました(笑)ソーセージが入ったお味噌汁なんて想像したこともなかったけれど、何を入れても美味しそうに思える不思議。

出汁(だし)がなくても野菜や油のうまみで美味しくできるそうです。全ての料理は水から始まるとのこと。

 

材料も切り方も、自分の好きなようにすればいい。土井さんの「家庭料理は自由でいい」という言葉に救われます。

土井さんの料理哲学は、「料理は難しいものじゃないんだ」と気がつかせてくれます。

 

ちなみに、わたしはかつお節を入れて写真のお味噌汁を作りました。かつお節と野菜の優しい味わいで、疲れた身体にもすっと入ってくる美味しさでした。

 

料理を作ること、食べること

番組の最後、料理を作る人が担ってきた食事文化を守っていくというお話のあとの土井さんの言葉が印象的でした。

料理を作る人、作るということはすでに愛している、料理を食べるということはすでに愛されている。

われわれは肉体だけじゃなくて、身体も心も健康になるということです。

 

誰かが作ってくれるご飯がおいしい理由は、料理の腕だけじゃない、料理の向こう側にあるものなんだって、きっともう多くの人は気がついてるんですよね。

 

 

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

 

 

 



 

横須賀美術館のデンマーク・デザイン展に行ってきた

横須賀美術館で開催中の企画展「デンマーク・デザイン」

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 4/28〜6/25で開催されている企画展、横須賀美術館デンマーク・デザインに足を運んできました。 展示内容は、ロイヤルコペンハーゲンをはじめとする食器類や家具、木製玩具などです。

横須賀美術館

 

デザインからみるデンマークとアジアのつながり

デンマークにあるデザインミュージアムの協力あっての展示のため、説明文など似ているところもあり、デンマーク旅行に行ったときのことを思い出しました。

例えば、ロイヤルコペンハーゲンで知られるブルーで描かれた陶器のデザインが中国にルーツを持つことや、デンマークのデザイナーの中には日本からモチーフを得ていた人もいたことなど。日本でもてはやされることも多い北欧デザインに日本や中国が影響を与えていたなんて、面白いですよね。文化は世界を通してつながっているものなんだと思いました。

 

北欧の家具が発達したわけ

今回の展示は椅子や机、照明などの家具が中心となっています。言われてみれば、北欧のインテリアって人気ですよね。

デンマーク滞在時にデンマーク人に教えてもらったのですが、北欧のインテリアが発達した理由は、「暗くて寒くて長い冬を快適に過ごすため」だそうですよ。北欧の国では冬に日照時間が短くなることから、鬱になってしまう人も多いのだとか。そんな冬でも、家のなかでゆったりと過ごせるように、デザイン性と機能性を兼ね備えた家具が発達したんですね。家をゆったり快適に過ごせる空間にするという心がけ、見習いたいものです。

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これはデンマークの街中で見かけたインテリアショップのショーウィンドウ。

 

デンマークデザイン展のおすすめポイント

話がそれましたが、デンマークデザイン展のおすすめポイントを。

この企画展のおすすめポイントは、北欧デザインの椅子に実際に座れること!全ての椅子に座れる訳ではありませんが、座ってOK写真もOKのスペースがあり、座り心地を確かめたり、座って記念写真を撮ることができます。

逆に、展示数がそこまで多くないのが残念でした。。北欧インテリアが大好きという方は、ぜひデンマークにあるデザインミュージアムにも行くことをおすすめします!飛行機で11時間くらいで行けます!

 

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ちなみに、横須賀美術館横須賀駅からバスで30分ほどと正直アクセスが良いとはいえない美術館ですが、海にほど近い立地と美術館自体の建築が素晴らしいです。わたしが一番好きな美術館です。

 

 

北欧スタイル No.22 (エイムック 3661)

北欧スタイル No.22 (エイムック 3661)

 

 

北欧テイストのシンプルすっきり暮らし ~散らかっても10分で片づくアイデア~
 

 

 

 

社会人になった今思うこと

 生きてます

ご無沙汰しております。

1ヶ月以上更新できず、さらに気がついたら働き始めて2週間経っていました。。わたしは元気に社会人として働いています。

 

4月までに料理100品を掲げていましたが、結局この目標は達成できませんでした。更新できてないけど、3月末までで65品くらい。

計画立てるのへたっぴでしたね。

 

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 前に作ったホタルイカと菜の花のペペロンチーノ

 

働き始めてからも、週3くらいは料理作ってるかな。けど、家遠いのしんどいですね。帰る時間が遅いと、なかなか作る気が起きないです。

 

とはいえ、これからしばらくはまた料理の写真をあげたいなと思っています。

時間ないとちゃんとしたのは作れないけど、それでも料理は楽しいですよー。

 

社会人してます

小さな会社で働いているので、研修期間もそれほど長くなく、すでにガンガン仕事を回してもらっています。

 

そうすると、もちろん失敗や上手くいかないこともたくさんあって。わたしは気にしいなので、迷惑をかけたと思うとすぐ凹んじゃうんですよね。

けど今日は、凹むのやめよう、って思いました。

 

変えられるものと変えられないものを見分けて、変えられるものに注力すべし。

というのは有名な話です。

過去のことは変えられないのだから、大事なのは「これからどうするか」、「どう失敗を繰り返さないようにするか」。反省しただけじゃ対応はできないから、どうしたらできるのか考えたいです。

 

ポジティブはこういうときに最強。失敗を強みに変えられるから。

考え方ひとつで世界は変わると信じてやまないので、なるだけポジティブでいたいなと思います。

 

今のうちに苦労も失敗もたくさんしたい。苦労や失敗をたくさん知ってる、それでいて思い切り笑えるひとになりたいです。

プレゼントにクッキーを焼いた

きょうのお菓子

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(51)メープルクッキー

(※月刊生放送きょうの料理より、なかしましほさんのスマイルクッキーを参考に)

 

ピーナッツバターは使わずに、

・サラダ油大2

・無塩バター20gくらい

メープルシロップ大3

・小麦粉100g

で作ってみました。卵も使ってないし、バターと小麦粉とチョコレートさえあればできます!

 

 

最近作ったもの

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(52)アスパラベーコンアボカド炒め

 

 2/28放送、きょうの料理を見て作りました。やっぱりアスパラのベーコンの組み合わせは最強。

味付けは塩、醤油、ホットペッパーソースでピリ辛です。ためしに粉チーズかけても美味しかったです。

 

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(53)ひじきとにんじんの煮物

(54)人参とごぼうのきんぴら

(55)ほうれん草のツナごま和え

 

作ってから、全部のメニューに醤油が使われていることに気がついたある日の夕食。

世の中のお母さん達、栄養と味のバランスを考慮して献立考えてるのすごいです。。

 

数日分の献立を考えつつ、作りおきができるようになりたいです。

最近、食は生きることの基礎だなって思うことが多いので。

例えば甘いものばっか食べてるときって精神的に不安定なときだし、そんなときに野菜をしっかり食べたりバランスのとれた食事をすると、心も落ち着きます。

ただのエネルギーとして摂取するだけじゃなくて、口に入れるものが自分をかたち作っていることを意識したいものです。

 

やっと半分

 作ったごはん 

記録するのをつい後回しにしてしまう。。忘れないうちにやるのが一番ですよね。

2月後半に作ったご飯です。

 

(45)牛丼

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(46)小松菜のナムル

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(47)そぼろあんかけ豆腐

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(48)豚肉とエリンギのトマト煮

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(49)ナスの味噌炒め

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(50)アーモンドミルクプリン

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牛乳プリンとかアーモンドミルクプリンとか、2月はよくプリンを作りました。ココナッツプリンも美味しいですよ。粉かんてんで作っています。

 

さて、目標は3月終わるまでに料理100品だったのですが。やっと半分。

いけるのこれ、、?